SUPER-GT GT300クラス 星野/柳田組のTOMICA Zが逆転チャンピオン! | Zcarニュース


AUTOBACS SUPER GT第8戦(最終戦)MOTEGI 250km RACEが、10月24日に栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4.801km×53周)で行われた。
GT300クラスはポールスタートの#.3 TOMICA Z(星野一樹/柳田真孝)が、事実上一度もトップを譲ることなく、今シーズン初優勝を飾った。星野/柳田はこの優勝でドライバーズ・タイトルを獲得。ハセミモータースポーツもチームチャンピオンに輝いた。

スタート前のフォーメーションラップでは、#.9 初音ミク×GSRポルシェがスピン。せっかくの2番手グリッドをふいにしてしまう。スタート自体は大きな混乱もなく切られたが、直後の3コーナーで#.74 COROLLA Axio apr GTがコースオフ。大きくポジションを落とす。さらに#.43 ARTA Garaiyaもペースが上がらず徐々にポジションダウン。また、2番手スタートの#.86 JLOCランボルギーニRG-3は燃料搭載量の関係でクルマが重く、後続を抑える格好になってしまった。
これでポールスタートの#.3 星野は楽になり、10周を過ぎる頃には2番手に10秒以上のマージンを築く。接近戦が続く後続勢は、GT500に追いつかれたことでさらにペースが上げられなくなり、数珠つなぎとなって#.3 星野の独走を許してしまう。
#.3 星野がピットに戻ったのは29周目。十分なマージンを築けたことで4本交換を行い、30秒ほどで柳田真孝にステアリングをゆだねる。この時点ではまだピットインを済ませていないチームも多かったが、全車が作業を終えた35周過ぎには十分なマージンを保ったままトップを取り返していた。GT500クラスが53周を終えた時点、このクラスが49周を迎えたところでフィニッシュ。#.3 TOMICA Z(星野一樹/柳田真孝)が今季初の優勝を飾った。


■優勝コメント
#.3 TOMICA Z [GT300]
星野一樹「昨日(の予選では)柳田選手が神がかりのようなすばらしい走りでポールを獲ってくれました。スタートを担当する僕にとっては最高のプレゼントでした。だから、今日は僕がどれだけマージンを取ってこられるかを考えてました。最初から毎周、毎コーナーでプッシュして、集中して、タイヤ無交換もあり得たので、タイヤもいたわって走りました。なんとかマージンを作って渡せたので良かったと思いました。柳田選手はいつも前を抜いて順位を上げてくれるので、絶対やってくれると思いました。レースの最後は1年の出来事がこみ上げて、ちょっと涙ぐんでしまいましたね」

柳田真孝「大量のマージンがあったので、今年で一番楽なレースをさせてもらいました。星野選手は100%の仕事をしてくれました。父親(星野一義氏)譲りの全開走行でしたね(笑)。僕は今日、走ってるだけでよかった。終盤はGT500のトップ争いを間近で見せてもらったなぁと思えるくらい(余裕があった)でしたよ(笑)。終盤はリードもあったし、(タイトルが獲れるという)状況もわかっていたので、何事もないようにと(意識して)走ってました。集中しなきゃと思ったんですけど、結構いろんなことを考えてしまいましたね。それほど楽だったんです」


■ドライバーズ・タイトル獲得コメント
#.3 TOMICA Z [GT300]
星野一樹「長谷見監督の下で走れるとは思っていなかったので、移籍が決まったときは驚きました。そんなシーズンのスタートでした。長谷見監督に見られているから、毎周、毎コーナー、さらにアウトラップ、インラップと、常に気を抜いてはいけないと思っていました。だからこそいいレースができたと思います。僕は(今シーズン)テストや予選で失敗を何度かして、そのたびに(長谷見監督から)成長につながるアドバイスを頂きました。今日は、可能性がある限りあきらめないで、ライバルのことは考えずに、とにかく自分たちができる優勝だけを目指してがんばろうという気持ちでした。残り5周で、チャンピオンになれると思ったときに(思いが)こみ上げてきて、涙が出そうでした」

柳田真孝「今季は、チームとしてはGT300への参戦が久しぶりなので、ドライバーふたりが何事もなく走り切ってポイントを重ね、最後にチャンピオンを獲ろうという目標がありました。だから(シーズンの)最初はガマンで、中盤からクルマが良くなって優勝争いにも絡めました。ただ、その時は優勝できませんでしたが、最後まであきらめずチーム一丸でがんばろう、と。(今回の優勝で)その結果が出せたことは良かったと思います。走行中、(タイトルが獲れそうだという)状況は聞いてましたので、ただこのまま行こうと思ってました。今日は、スタートから引き離す星野選手を見て、長谷見さんと最高の展開だなと笑って話してました。僕がピットを出ても展開が楽と感じてました。こんな楽に(チャンピオンを)獲っていいのかなって思いましたね」


■チーム・タイトル獲得監督コメント
#.3 TOMICA Z [GT300]
長谷見昌弘監督「昨日ポールを獲りましたが、まだチャンピオンになれるという気持ちはありませんでした。ポイント差もあって(可能性は)数%だと思っていました。昨年12月に急にGT300参戦が決まり、前年まではGT500で、GT300の勉強は一からしなくてはいけませんでした。どうやっていいか、本当に戸惑いました。1戦、2戦までは様子見で、ほとんど(受け取った)そのままのマシンでやっていきました。でもプラスだったのは、ドライバーふたりがGT300のZをよく知っていたこと。それで第3戦からクルマの改良を始め、良くなってきました。(周りに較べると)決して戦闘力が高いわけではなかったので、ドライバーにはポイントを少しずつ稼いで最後にチャンピオンを争うと、シーズン最初から言ってました。ドライバーは予選ではたまに失敗もありましたが、レースでは100%、失敗はありませんでした。ふたりは僕とチームのポリシーをよく理解してくれて、その通りやってくれました。GT300の中では最高のドライバーだと言いたいです」


■スーパーGTコンプリート
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★フジテレビ  10月31日(日) 25:05 - 26:35
★関西テレビ  10月30日(土) 26:05 - 27:35
★東海テレビ  10月31日(日) 25:55 - 27:25
★テレビ西日本 10月31日(日) 25:25 - 26:55
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